瞑想とは?ベッドの上で10分ボーッとするだけでも効果あり

 
「集中力や創造性が高まる!」「願いが叶いやすくなる」などと言われ、最近何かと話題の瞑想。
巷の本屋にも、瞑想にまつわる本がたくさん並べられています。
本などでしっかり学んでから瞑想を始めてみるのもありですが、あまり意気込まなくてもベッドでボーッとするところから始められますよ。
 

「リラックス」がコツの瞑想とは


 
Wikipediaによると瞑想とは
・心を静めて無心になること
・何も考えずリラックスすること
・何かに心を集中させること
などとあります。
世界にはさまざまな瞑想法があるため、明確な定義をすることは難しいのですが、

日本に浸透している瞑想のイメージは仏教から伝わっているものだと考えられます。

 

心を鍛える技術?

瞑想について、ある専門家は「心を鍛える技術」であると表現しています。
なぜなら瞑想のコツは、
・「今ここ」に自分を置く
・何もしない
・思考を過去にも未来にも飛ばさない
・雑念はただ気づいて見過ごす
といったようなことが挙げられるからです。
 

要は、ボーッとすること

そう言われると、何だか小難しいことのように聞こえてしまうかもしれませんね。
しかし簡単にまとめると、瞑想とは「ボーッとすること」です。
なんと言っても、瞑想の最大のコツはリラックスすることにあるのですから!
 

すぐに始められる瞑想のやり方

瞑想のやり方
 
瞑想のやり方と言えば、座禅を組んで目を閉じて…みたいな様子をイメージするかもしれませんね。
しかし本当は、瞑想の決まったやり方なんてないのです。
 

一番リラックスできる体勢で

座禅を組むのもありですし、ソファーやベッドの上で仰向けになってもOK。

大切なのは、あなたが一番リラックスできる体勢であること。
体がリラックスできていないと、心に集中できませんからね。
 

瞑想音楽を流す

初心者の方は無音だとかえってやりづらいかもしれません。
今はYouTubeでたくさんの瞑想音楽が配信されていますので、ぜひそちらを利用してください。
最初は、10分〜15分程度のものがおすすめです。
 

思考や雑念は「流す」

瞑想中、次々と思考や雑念が湧いてくるでしょう。
それらは「なかったこと」にせず存在を認めた上で、右から左に流してください。
感情移入やジャッジすることはせず、客観視することを意識しましょう。
 

寝る前や寝起きに行う

瞑想のタイミングですが、初心者の方は、寝る前や寝起きがおすすめです。
寝る前に行う際は、もちろんそのまま寝落ちをしてしまっても大丈夫。
集中力を高めるために、仕事の直前に行う人もいますよ。
瞑想を日々継続していくことで、あなたにとってちょうど良いタイミングが分かってくるはず。
 

脳科学から見た瞑想の効果


 
ぜひ皆さんに知っておいて欲しい瞑想の嬉しい効果について、科学的根拠も含めてご紹介します。
※参考文献は、次の項目でご紹介している書籍です。
 

幸せを感じやすくなる

脳科学では、瞑想によって脳の血流が増し、幸せを感じる器官が厚く強くなっていくことが分かっています。
つまり瞑想は、日常の些細なことでも幸せを感じやすくしてくれる効果があるということ。
あなたが、
お金が欲しいのはなぜですか?
恋人が欲しいのはなぜですか?
素敵な家が欲しいのはなぜですか?
その答えは満場一致で「幸せになりたいから」ですよね。
だったらまずは、瞑想で幸せの先取りをしてみませんか。
 

感情に振り回されなくなる

瞑想のやり方として、「思考や雑念は流す」ことを先にお伝えしました。
これは、最初は少し苦労するかもしれません。
しかし繰り返していくうちに、「本当の自分」と繋がる感覚が得られるようになります。
「本当の自分」とは、思考などと一体化されていない「無」の境地にある自分のこと。
瞑想の効果によって自然と感情に振り回されなくなり、随分と生き易くなる人も多いでしょう。
 

願いが叶いやすくなる?!

瞑想で願いが叶いやすくなるなんて、不思議ですよね。
そもそも「なぜ願いが叶わないのか」という話なのですが、これは「自己肯定感」が関与していることが多いです。
自己肯定感が低い方は、頭の中で自分自身を否定する言葉が鳴り止みません。
そのため、夢を叶えるための思い切った行動が取れない傾向にあります。
行動しなければ夢は実現化しないのは、当たり前ですよね。
さて、ここで瞑想の話に戻りますが、脳科学では瞑想は自己肯定感を上げるのにも役立つことが分かっています。
だからこそ、瞑想はあなたの夢を叶いやすくしてくれる効果がある、というわけです。
 

瞑想を学びたい方へ


 
最後に、瞑想の意義を根本から学びたい方へ、おすすめの教材をご紹介します。
 

『からっぽ! 10分間瞑想が忙しいココロを楽にする』アンディ・プディコム 著

 
 
元僧侶であり、瞑想普及のための団体『ヘッドスペース』の創設者である著者の本。
瞑想法だけではなく、瞑想の効果や科学的な根拠も詳しく分かりやすく解説してくれています。
瞑想の初心者には最適な一冊。
 

『ヘッドスペースの瞑想ガイド』by Netflix


 
先にご紹介した『ヘッドスペース』がプロデュースする、動画で学べる瞑想ガイド。
動画は全部で8本。
冒頭で瞑想について学び、後半は瞑想を実践できる構成になっています。
Netflixでしか視聴ができませんが、動画でさくっと学びたい人には特におすすめです。
 

『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』エックハルト・トール著

 
瞑想とは、まさにさとりをひらく行為そのものと言えるでしょう。
なぜなら瞑想は、本当の自分と繋がる行為だから。
この本には瞑想法が書かれているわけではありませんが、瞑想の意義は深く理解できるはず。
瞑想の効果を感じ始めた人におすすめの一冊です。
 

まとめ


 
あなたは最近、ボーッとしていますか?
いつも外側のことに心を奪われていないでしょうか。
もし思い当たるふしがあるなら、ぜひこれを機に、1日10分だけでもベッドの上でボーッと瞑想してみてください。
それだけで心が安定し幸福度が高まる効果があると言うのですから、やらない手はないはず。
 
編集長さくみ

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