今の日本は第3次エコブーム?!「エコ」も「エシカル」もブームで終わらすのはもうやめよう

menaryhedda

 
Hello!
『Menary』のmaiです。
今回は日本のエコブームについてお話していきたいと思います。
ここで私が伝えたいのは、「エコライフやエシカルライフのような環境活動をブームで終わらすのは、もういい加減やめようよ」ということ。
ぜひ、最後まで読み進めていただければ嬉しいです。
 
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今の日本は第3次エコブーム?!


 
日本で度々起こるエコブーム。
環境問題の歴史をさかのぼっていくと、日本は戦後から3度に渡りエコブームを繰り返しているようです。
 

最初のエコブームは1970年代に

日本で最初にエコブームが起きたのは1970年代頃。
第二次世界大戦後から1970年代にかけて経済を最優先にさせた結果、公害病などの問題が非常に深刻化した日本。
そこから、社会全体が「環境問題について考えましょう」というムードに。
しかしその後、日本はバブルを迎え「エコブームはどこへやら…」といった状態になってしまいました。
 

1990年代にエコブームが再燃

バブル崩壊後から、地球温暖化問題が世界的に問題視されるようになり、人々の意識が再びエコに向かうようになりました。
1995年頃には、紀伊國屋のエコロジーバッグが火付け役となりエコバッグが大ブームに。これをきっかけに、エコブームが再燃。
 

SDGsが台頭し始めた現在

2020年にはじまった「レジ袋有料化」によって、日本ではやや強制的にエコバッグが定着しましたね。
エコバッグの他にも、タンブラーやMy箸などを持ち歩くも人も少しずつ増えてきました。
また、昨今ではSDGsの台頭によって、「エコ」からさらに視野を広げた「エシカル」や「サステイナブル」に関心を持つ人が増加
コロナをきっかけに環境問題に意識が向いた人も多いようで、まさに今、日本は第3次エコブームが起きているように思います。
 
参考文献
https://www.erca.go.jp/yobou/taiki/kangaeru/history/01.html
 

「エコ活動」も「エシカルライフ」も持続することに意味がある


 
エコブームに限った話ではなく、日本は何でも一瞬バーって盛り上がってただの流行になり、持続しない・すぐ飽きてしまうという傾向があると思いませんか。 
今せっかく話題となっている「エシカル」も、このまま何もしないでいたらまたただのブームで終わってしまう、という危機感を私は持っています。
「エシカル×エンパワメント」をコンセプトとした『Menary』の活動を始めたのは、こうした状況にいてもたってもいられなくなったからでもあります。笑
 

意味を理解することが持続につながるのでは?

そもそもなぜ日本が持続できないかと言うと、「何のためにそれを行っているのか」をそれぞれが考えていないからではないでしょうか。

  • ・「何のためにSDGsが世界の目標として掲げられているのか」
  • ・「なぜエコバッグを持つ必要があるのだろうか」
  • ・「なぜプラスチックはダメなんだろうか」

とかね。

例えば北欧なんかは非常にエコのイメージが強いと思いますが、みんながエコの意味を理解しながら毎日の自分の生活の中でそれを持続しているんですよね。

だからこの国は日本のようにただのエコブームで終わってないんです。

 

持続することを前提にファッションのように楽しもう

女性誌などが提案してくれているように、エコライフやエシカルライフをファッションのように楽しむ要素も必要だと思います。
ただ、一時の流行で周りに流されてそうするのではなく、持続することを前提に、まずはその行動の「意味」を理解してほしいなと思っています。
そうすることが、今の社会構造や社会の考え方、そしてもちろん環境を変えることにも絶対につながっていくはずですから!
 
それでは、今日はここまでにしますね。
Thank you for listening and have a great day!
 
語り手:mai 文:編集長さくみ
 

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