※こちらの記事は、2020年7月に公開したものです。内容を再編集して更新しています。
日々新しい情報が氾濫する混沌とした時代の先、「アフターコロナ時代」(ここでは2021年以降を指します)に幸せになる生き方とは。
アフターコロナ時代ってどんな時代?
実は私たちはアフターコロナ時代の世界のあり方を、すでに垣間見ています。
2020年3月中旬から7月上旬の世界観
2020年3月中旬から7月上旬、土星が水瓶座にいた時期ですが、実はこの辺りに星たちが見せてくれていた世界観こそが、アフターコロナ時代のプレビューだったのです。
つまり社会のシステムやルールなど、今までの価値観が大きく変わらざるを得なかった時期で、そのときに生まれた価値観が今後の新しい時代の常識になっていくような流れになっています。
当時の考え方が指針になる
ですので当時、「これから先どうやって生きていくか」を考えていた人は、その考え方がアフターコロナ時代の大きなレール、指針になっていくのではないでしょうか。
女性性の時代の占星術的な意味って?
最近よく耳にする「女性性の時代」を占星術で見たときに、それは女性が力を取り返すというだけの単純な話ではなさそうです。
まず2020年6月21日、2020年7月21日と二度に渡って新月が「蟹座」で起こるという珍しい時期であること。
蟹座は一言でいうと女性性を扱っていますが、その意味は女性っぽく生きるとか女性らしくするというだけでは決してありません。
母性を大切にしていく
それよりも女性が本来持ち合わせている「母性(包み込む力、包容力)」を、皆が大切にしていこうとすることが重要で、そういう人が表に立っていく流れができてきます。
例えば世界のコロナ対策で、女性の対策(命の守り方)が注目されているのも、同じような理由です。
女性性の真の意味
女性性の真の意味としては、私たちの気持ちが帰る場所としての「お母さん」という存在といえばわかりやすいでしょうか。
私たちは何かあると「お母さんに聞いて欲しい」と思うように、お母さんに守られていることは人間的に、精神的な土台になるものなのです。
これからの時代、何かあったときにそういう安心感を得られる場所、心の拠りどころをそれぞれが考えていくことが大切になるでしょうね。
自由が根付くことがアフターコロナ時代の幸せ
コロナ時代のビフォア・アフターの決定的な違いは、「枠組み」の中と外に例えられるかもしれません。
「枠組み」からは外れていく
今までの私たちは大企業に勤めているから、公務員だから、エリートと結婚したから安泰など、「安心の材料」がひとつでも多いことに幸せや安心感を見出していました。
でもそれらは今音を立てて崩れつつあり、そういう「枠組み」からは外れていくことが求められる時代に突入していきます。
ただ「安心の材料」が崩れていくことは、必ず良いことに繋がっていくというポジティブな変化なのでご安心を。
自分を中心とした交友関係を作っておこう
枠を越えた人間関係を築いていく大切さも、強調し過ぎることがありません。
さまざまな「枠」が崩壊したときに、自分の居場所がわからなくならないよう、職場や地域など条件的なものでなく、自分を中心とした交友関係を作っておくことが大切なのです。
ひとりひとりが自立して「個として生きる」
2021年以降、多くの人たちがなかば強制的に「自由」になっていく、「鳥籠から放たれる」可能性があります。
それは「飛び立つぞ!」と決めた人に限らず、誰しもがというのがポイントです。
なので真の自由が根付く生き方、すなわち私たちひとりひとりが自立して「個として生きる」が、アフターコロナ時代の幸せのあり方になります。
働き方と「帰属感」の密接な関係
自分に一致した「帰属感」に立ち返る大切さ
コロナ時代において、恐らく誰にとっても最もわかりやすい変化は働き方だったのではないでしょうか。
リモートワークに切り替えた人、営業が立ち行かなくなった人、逆にこの風を受けて上昇運に乗った人など、少なからず何かしらの影響があったと思います。
これからもしばらくは続くであろうこの不安定な時代、目指したい働き方とはどういうものでしょうか。
キーワードはずばり「帰属感」です。
蟹座は家族や親しい距離感の人たち、安心できる人たちとの関わり合いがテーマ。
一緒に働く仲間・働く場所などを見直していく
そこで新月を二度も迎えている以上は、働き方もいかに人との関わりによって安心感を得られるか、帰属感を感じられるか、は重要になってきます。
心許せ、仲間と感じられる人たちと一緒に働くということも大切。さらに人だけでなく場所、も見直す必要があるときです。
つまり「自分のルーツに立ち返る」というのもキーワードになってきます。
単身赴任はなくなっていく?
具体的にはゆくゆくは、単身赴任もなくなっていくんじゃないかと思います。
家族を置いて自分だけどこかへ転地して、という働き方ではなく、それぞれが自分のルーツの(もしくは、そう思える)場所に立ち戻りながら、仕事を模索していくような流れになるでしょうね。
例えば実家に戻るとか移住とかも、選択肢に入ってきます。
東京という「枠」からも外れていく
東京で頑張っている人に関しては、より大きくこのキーワードが影響してくるかもしれません。
そもそもなぜ東京にいるのか、東京でなくてはいけないのか、ということ。
自分にとっての「本当の居場所とは」
今までの「東京」はある一定の人々にとって憧れのブランドで、ステイタスでもありました。
でもそれすらも「枠」だと捉えると、そういうものはやはり崩壊されていく時期を迎えています。
そこから自由になり、自分にとっての「本当の居場所とは」を問うてみるいい機会になるかもしれません。
もちろん東京に帰属感を持てる、ここ以外に選択肢はないという場合はまた別の話ですよ。
アフターコロナ時代の恋愛事情
アフターコロナ時代の恋愛事情も今までと大きく変わると予測されます。
ナンパはなくなっていく?!
ソーシャルディスタンスという概念が定着したり、不要不急に出かけるという機会が少なくなるというコロナ時代の前提の上では、出会い方においても街で偶然出会うなど、今までの出会い方は少なくなっていくはず。
例えばナンパなんかももうなくなっていくでしょうね。
遠回りの少ないより真剣なお付き合いへ
これからの出会いは、より意図的なものに。
つまり「趣味を一緒に楽しみたい」「結婚したい」「お付き合いだけ」など目的を持った人同士が引き合わされていくので、遠回りの少ないより真剣なお付き合いも増えてくるのではないでしょうか。
結果的にこの時代で出会うことは、意思や意図に直結しているため、ひとつずつの出会いの重みは増していく真剣なものになるかもしれません。
どういう形態で男女が一緒にいるのか、選択肢も自然と増える
恋愛や結婚のカタチや価値観から自由になっていく時代でもあります。
まさに土星水瓶座時代は「型を破っていく」時代。単純に結婚が「紙の契約」に収まらなくなってくるため、事実婚や夫婦別姓なども増えてくるかもしれませんね。
つまりこれからの「個性」が強調される時代においての結婚とは、ひとりひとりの個性を尊重し、どういう形態で男女が一緒にいるのか、その選択肢も自然と増えていく可能性があるのではないでしょうか。
相手選びについて
相手選びについても「帰属感」がキーワードに。
この人と一緒にいて「気持ちが」安心できるかどうか、気持ちの拠りどころになる関係性を築ける相手かということを、真剣に選んでいくことが大切になってきます。
アフターコロナ時代のベストな自分を想像する
恋愛も仕事も生き方も、今どこかうまくいかないと感じているなら、今までの「こうあるべき論」に引きずられているからかもしれません。
そういった「べき」「ねば」といったしがらみ(枠)を手放すこと、それらによって私たちが作り上げた「役割」からもどんどん解放されていく。
アフターコロナ時代はそういう時期になっていきます。
あくまで土台(軸)がある上での自由であること。そこから自由があるゆえの自立、自立があるゆえの個性へ、という流れの中に私たちはいるのです。
「これをやっていたら幸せ」というのが何なのかを、まず「想像」すること。
想像しながら、実行のための具体的な「to doリスト」作り可能な限り実践していきましょう。
語り手:万田夏維 文:mia 編集:さくみ

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